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【小児歯科】「歯医者さんを嫌いになって欲しくない」
歯医者嫌いにならないために
大人にとっても「長くはいたくないところ」が、歯科医院なのではないでしょうか。大人でもそのようなイメージを持つ方がいるのですから、小さなお子さんにとってはなおのことです。
痛み以前の問題として、お子さんであれば注射針そのものを怖がることもあります。ですから、小さなお子さんの場合はとくに、マイナスのイメージを与えないよう最大限の配慮が必要です。歯医者さんは、恐くて痛いところだといったイメージを持たれては、その後の治療さえできなくなってしまうからです。
子どもが不安を感じる原因とは?
子どもが不安を感じる原因は、なにが行われようとしているのか、
・「わからないから怖い」
・「わからないから不安」
になるのです。逆に、「これなら平気」「これならできる」といった体験的イメージを持ってもらえれば、その後の治療はとてもスムーズなものになるのです。3才を過ぎれば、チェアに座って「治療を受けるための練習」を行うことができます。
そこで徐々に「恐くないんだ」「平気なんだ」という確信を持つことができます。
当院では、一人一人のお子さんの個性に合わせて、ステップを1つずつふみながら、少しずつ少しずつ治療を行なっています。お子さんを押さえつけるような治療は言語道断といって良いでしょう。
お子さんが治療に自信が持てる工夫
お子さんの治療をおこなう上で、もう1つ大切なことがあります。それは自信を持ってもらうこと。そして、治療に達成感を覚えてもらうことです。
そこで、当院では治療後のお子さんの写真を撮り、壁に掲示しています。頑張った後の自分の写真を掲示することは、お子さんにとっては誇らしい感覚で受けとめてもらえるようです。
そのため治療が長続きすることも多いですし、他のお子さんの写真を見ることで「自分も頑張ろう」という動機にもつながってゆきます。
また、治療を頑張ったお子さまにおもちゃのプレゼントをさし上げております。当院では、治療を頑張るお子さんがとても多いのですが、それは当院の誇りでもあるのです。
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